イースターを迎えました。教会ではイースターをイエス様が復活されたことを喜ぶ時として過ごします。イエス様が復活することは、私たちにとってどんな意味があるのでしょう。
私たちは、よく知っている人が亡くなった時、本当に悲しくなります。なぜならば亡くなった人が生き返ることはないからです。だから涙を流して泣くことしかできません。しかしイースターの朝、復活してくださったイエス様は、お墓の前で泣いていたイエス様の弟子であるマリアに「なぜ泣いているのですか」と聞きました。私たちは、愛する人が亡くなって悲しんでいる人に「なぜ泣いているのですか」と聞くことはできません。人が死ぬことほど、私たちにとって取返しのつかないことはないからです。語る言葉が見つからないからです。
しかしイースターの朝復活してくださったイエス様は、死の力に打ち勝って死者の中から復活されました。死の力に打ち勝ったイエス様だからこそ「なぜ泣いているのですか」、「あなたはもう泣かなくてもよい」と語りかけてくださいます。聖書を通して「あなたはもう泣かなくてもよい」とイエス様から語りかけられる時、私たちの心には大きな慰めが与えられます。復活されたイエス様を信じて、あなたも力強く立ち上がってください。