所沢駅東口から徒歩5分の教会。毎週日曜日10時半〜礼拝。

2019年1月のメッセージ（仕事の行き詰まり）

　仕事をしていると、順風満帆な時もあれば、スランプに陥る時もあります。特にスランプが長くなると精神的にも仕事がきつくなってきます。時にはパニック障害に陥ったり、暗闇の中に迷い込んで出て来られなくなったりする時もあります。そんな時どうしたらよいのでしょうか。

私がサラリーマンとして仕事をしていた時、こんなことがありました。なかなかスランプから抜け出すことができず、上司から連日のように結果を求められていた時、ついにパニック障害を発症してしまいました。この症状は約1年続きました。会社をやめようかと思うこともありました。しかしもうだめだと思った時、その上司が突然転勤になったのです。私は新しい上司の下で新しい仕事を与えられたことによって、パニック障害が徐々にいやされていきました。この時に思ったことは、忍耐をするとき、その忍耐を見ていてくださる神様がおられるということでした。心と体がバラバラになる寸前で、神様は私に道を開いてくださったからです。

聖書には次のような言葉があります。「艱難は忍耐を生み出し、忍耐は練られた品性を生み出し、練られた品性は希望を生み出す。」と。艱難という苦しみの中で、その苦しみを見ておられる神様がおられることを信じる。そして忍耐をする者には、練られた品性が醸成される。その人の練られた品性によって、その人に希望の光が差し込んでくるという意味です。

一人では到底耐えられない艱難や苦しみはたくさんあります。しかしそれを見ていてくださる神様が共にいてくださる時、私たちは艱難に耐えて必ず希望の光を見出すことができるのです。仕事のスランプで悩んでいる時にこそ、このような素晴らしい神様がおられることを是非知ってください。