聖書にはノアの箱舟のお話が記されています。ノアが生きた時代の人々はほとんどの人々が神様のことを知りませんでした。
そんな中でノアを含めた家族8人は、神様を信じ神様に従って生活していました。
ある日神様はノアに言いました。人々はみんなが自分勝手に生きているので、世の中に悪がはびこっている。
懲らしめるために四十日四十夜雨を降らせる。だから箱舟を造りなさい。8人の家族と動物のつがいを集めて箱舟に一緒に入りなさい。
ノアは神様の言葉に従って箱舟を造り始めました。まだ雨は降っていません。周りの人々は天気がいいのに何で舟なんか造っているんだ、
と言ってノアとその家族を馬鹿にしました。
しかし箱舟が完成し、ノアの家族8人と動物のつがいが箱舟に入ると、神様の言われたとおり、雨が降り始めました。
四十日四十夜降り続いた雨は洪水となり大地を覆いつくしました。周りの人々は洪水によって滅ぼされてしまったのです。
台風の被害、地震の被害などを考えると私たちは心配でたまらなくなります。だから台風の被害に備えたり、防災用品をそろえたりします。
しかし聖書はもう一つ大事なことがあると言っています。それは台風も地震も支配しておられる神様がいるということです。
ノアの箱舟の時のように周りの人々は、なんで神様なんか信じているの?と馬鹿にするかもしれません。
しかし神様はノアの家族を守られたように、神様の言葉に従う人々を同じように守ってくれます。
心配でたまらない時、恐ろしくてたまらない時、「神様」と呼んでみてください。神様は必ず助けてくださいます。