新型コロナウイルスの感染防止のためにほとんどの人たちがマスクを着用しています。
しかし気温が上昇するにつれてマスクを着用することが困難になりつつあります。
そしてマスクを着用しながらのアクティブな活動は熱中症のリスクを心配しなければなりません。
さらにはエアコンを用いて部屋の温度を下げるためには、換気を良くする必要があり、
窓を開けてエアコンを用いるという矛盾を強いられます。
一方で自然現象は年々厳しさを増しています。
気温の上昇ばかりではなく、それが原因で引き起こされる大雨による洪水の被害も年々その厳しさを増しています。
避難所に避難すると今度はその場所での3密防止や換気のことを心配しなければなりません。
50年前の子供のころを思い出します。エアコンがなくても扇風機があれば夏を過ごすことができました。
大雨といっても今とは比較にならないくらいに被害は少なかった記憶があります。
半世紀の間に世の中の暮らしやすさは格段に低くなった気がします。
聖書は語ります。「父は悪人にも善人にも太陽を昇らせ、正しい者にも正しくない者にも雨を降らせてくださるからである」と。
父なる神が創造された自然はすべての人間に恵みをもたらす優しいものでした。
しかしその自然が人間に牙をむいているような気がします。
今このとき、天地を創造された神の前に静まり、「人間にはすべてのことが可能である」との傲慢な思いを改める必要を感じています。