所沢駅東口から徒歩5分の教会。毎週日曜日10時半〜礼拝。

今月のメッセージ

2021年10月のメッセージいじめや虐待という罪

  わたしたちの心の中には、自分の基準で相手を判断し、相手が自分よりも力がありそうだと思うときには相手の下に自分を置きます。 しかし相手が自分よりも力がなさそうだと思うときには、相手の上に自分を置きます。そして相手を見下します。 自分自身の心の奥底にある思いを静かに振り返るならば、すべての人がこのような思いを持っていることに気づかされます。 特に相手を見下すという思いが大きくなると、その人を仲間外れにしたり、いじめたりという暴力へとエスカレートします。 その相手がたとえ自分の子供であったとしても、虐待という恐ろしい暴力へとエスカレートします。 その結果として、いじめや虐待という相手の命を奪う事件が跡を絶ちません。わたしたち人間の心の中には何があるのでしょうか。

聖書にはカインとアベルという兄弟の物語が記されています。カインは地の産物を神にささげました。 しかしアベルは最初に生まれた羊を神にささげたのです。神はアベルのささげ物に目を留められました。しかしカインのささげ物には目を留められなかったのです。 カインは激しく怒りました。彼の心を支配した怒りの思いは、アベルに対するねたみへと発展し、暴力へとエスカレートしたのです。 野原にアベルを呼び出したカインは、アベルを殺してしまったのでした。

相手を見下す思い、相手をねたむ思い、相手を消してしまいたいという思いは、だれの心にも存在します。 聖書はこのような醜い恐ろしい思いを罪と呼んでいます。どうしたらこのような罪の思いから自由になることができるのでしょうか。 わたしたちの中にはその答えがありません。しかし神は十字架につけられてわたしたちの身代わりとなって罪を償ってくださったキリストという神がおられることを わたしたちに語りかけています。心の中に湧き出してくる罪の思いをどうすることもできないとき、キリストという神に祈ってください。 「主よ、わたしの罪を赦し、わたしの咎(とが)を取り去ってください」と。そのときキリストはあなたの心に神の平和を届けてくださるのです。

礼拝写真

日本キリスト改革派
所沢ニューライフ教会

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牧師:玉井 宣行



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