わたしたちの住んでいる日本は長らく先進国と言われてきましたが、最近発表されている統計を見ていると、どうもそうではなくなってきているようです。
特に働いている人の年収がこの20年間で下がり続けています。他の先進国、たとえばアメリカ、ドイツ、中国、韓国などはのきなみ上昇しているのとは対照的です。
国内では様々な経済政策が唱えられ実行されてきましたが、海外と比較してみると、それらの政策がほとんど効果を発揮しなかったことが明らかになっています。
経済を特に重視してきたはずなのに、その効果がさっぱり表れていないことに愕然とします。
一方で心の豊かさはどうでしょうか。経済に比べると話題に上ることが少ないように感じます。そして報道されることは、心の貧困が原因で起こっている様々な事件のニュースばかりです。
そしてこの問題を解決することは、経済の成長よりも難しいような気がします。
しかし聖書はこの心の問題に深く切り込んでいます。キリストは言いました。「心の貧しい人々は、幸いである。天の国はその人たちのものである。」(新約聖書マタイによる福音書5章3節)
心が貧しくて、心の中に何もない状態の人は幸いであると言うのです。なぜならば何もないがゆえに、なんでも持っておられるキリストという神が、その人を訪ね、その人の心を豊かに満たしてくださるからです。
キリストという神は、心の貧しさをより深く感じている人を選んで近づいてくださるお方なのです。心を開いてキリストという神をあなたの中に迎えてください。