旧約聖書にはエリヤという神の言葉を語る預言者が登場します。エリヤが生きた北イスラエル王国には、
バアルという偶像を拝むように強制するイゼバルという妃がいました。偶像を拝むことを拒否した多くの人々が殺されました。
しかしエリヤは、バアルという偶像を拝んでいた450人の人々と対決します。もちろんエリヤは一人でした。
それぞれ祭壇を作ってその上に犠牲の動物をささげます。そしてバアルという偶像を拝んでいた人々はバアルに、
聖書の神様を信じていたエリヤは、唯一の神様にそれぞれ祈りをささげました。天から犠牲動物の上に火を降らせてください、との祈りでした。
まず、バアルを信じる人々から祈り始めました。朝から始まった祈りは昼を過ぎても続けられましたが、
バアルという偶像が祈りに答えることはありませんでした。今度はエリヤの番です。エリヤは唯一の神に祈りました。
「神様、あなたが言われたとおりに天から火を降らせてください」と。すると天から火が降って来て、
犠牲動物ばかりではなく祭壇も、また祭壇の周りに掘られた溝にめぐらされた水の上にも、それらをなめつくすように火が降ったのでした。
本当の神様とは、生きていて私たちの祈りに答えてくださる神様です。人間が造った偶像は自分で歩くことすらできないので、
当然私たちの祈りに答えることはできないのです。どうか日曜学校に来て、祈りに答えてくださる神様と出会ってください。