所沢駅東口から徒歩5分の教会。毎週日曜日10時半〜礼拝。

2025年5月のメッセージ（キリストに祈る）

　 私たちは病気になって寝込んだり、難しい問題に直面して心が折れたりすることがしばしばあります。 病気が長引いてしまったり、折れた心をどうすることもできなかったりするとき、目の前が真っ暗になります。

　新約聖書には、エルサレムのべテスダという池の周りで、足が不自由なために38年間座っている男の物語が記されています。 多くの病人がこの池の周りに座っていました。なぜならば、池の水が動くときがあり、そのとき最初に池に入った人の病がいやされていたからです。 しかし足の不自由な人は動くことができなかったので、池に入ることができず、38年が経過していたのです。 そこにイエス・キリストが近づいて来られました。そして尋ねたのです。「よくなりたいか」と。 足の不自由な男は、池に入れない理由をキリストに語りましたが、勿論「よくなりたいです」と答えたことでしょう。キリストは足の不自由な男に言いました。 「起き上がりなさい」と。男はキリストの言葉の力で立ち上がり、いやされました。

　キリストという神は、今も病気で寝込んだり、心が折れてしまったりしている私たちに近づいて来られます。そして聖書の言葉を通して語りかけられます。 「よくなりたいか」と。このキリストの言葉に対して、「イエス様、よくなりたいです」と祈るように答えるとき、キリストは、足の不自由な男をいやされたように、 私たちの体をいやし、心を元気にしてくださる神様です。「よくなりたいか」と語りかけるキリストに向かって、心から「よくなりたいです」と信じて祈る者になりたいと願います。