わたしたちは、友達が自分のことを良く思ってくれる時、その友達のことが好きになります。しかし自分のことを良く思ってくれない友達のことは、なかなか好きになれません。そのようなわたしたちに対して、聖書の中に登場するイエス様という神様は語りかけます。「自分のことが嫌いな友達をこそ、好きになりなさい」と。「そんなことは無理だ。」すべての人がそのように思うでしょう。実際にわたしたちにはそんなことはできないかもしれません。でもこのように語りかけてくださったイエス様とは、どんな神様なのでしょうか。
イエス様という神様は、わたしが好きな友達も、わたしが嫌いな友達も、すべての友達を大切に思っている神様です。何故ならば、イエス様という神様がわたしたち一人ひとりを造ってくださった神様だからです。わたしを造り、わたしを大切に思っておられる神様は、わたしが嫌いな友達をも造り、大切に思っておられます。
もしわたしたちがイエス様のことを知り、イエス様を信じるならば、わたしたちにも嫌いな友達のことを大切に思う心が与えられます。そしてそのような心が与えられる時、わたしと友達の間には、心地よい平和の関係ができあがっていくのです。