会社に入ると遅かれ早かれ自分の仕事の進み具合を報告しなければなりません。この報告はしばしばプレゼンテーション(以下プレゼンと省略します)と呼ばれます。その相手は自分の会社の上司だったり、お客様(クライアント)だったり、時には競合している他の会社だったりします。そして相手によりよく理解してもらうために資料が作られるでしょう。
その内容は目標・計画・進捗状況・問題点の整理・原因の究明・改善の提案など、様々な項目から成り立っています。しかし項目はともかく、プレゼンをする相手が求めていることを予測することによって、相手に満足を与えることが求められます。相手のニーズにマッチしないプレゼンをしてしまうと、結果として落ち込むことになります。しかし、相手のニーズにマッチした時には、大きな達成感に満たされるでしょう。
プレゼンとは一般的には、人間が他の人間に対して、相手のニーズを予測しながら実施するものです。しかしもう一つ、人間が神様に対して実施するプレゼンがあります。それは祈りというプレゼンです。祈りには資料はいりません。神様のニーズを知る必要もありません。何故ならば神様が既に私たちの心をすべて知っておられるからです。ですから私たちは神様に対して良いことも悪いことも隠すことなく、祈ることができるのです。お客様へのプレゼンに失敗して、落ち込んでいる時には、そのことを洗いざらい祈ることができるのです。その結果何が起こるのでしょうか。祈るその人の心に慰めと平安が与えられます。プレゼンに失敗した時には、神様に祈りのプレゼンをささげてください。神様は必ず応えてくださいます。
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