仕事をする上でPDCAサイクルは重要な考え方です。Pとはプランの頭文字であり計画です。Dとはドゥーの頭文字であり実行です。Cとはチェックの頭文字であり確認です。Aとはアクションの頭文字であり行動です。どんな仕事にも計画があり、それに基づいて仕事が実行され、その後進捗状況を確認し、次の行動へと進む。仕事をする上でこのPDCAサイクルを回し続けると、より効率的に仕事が進められることになります。
例えば計画が不十分なまま仕事を実行すると、果てしなく実行し続け、結局は目標に到達しないことになるでしょう。一方で計画や実行はできても、確認が不十分な場合にも目標から外れた結果になる可能性があります。さらには慎重に考えすぎると確認の後、なかなか次の行動に進むことができなくなってしまいます。
では神様はどのようなPDCAサイクルを回しておられるのでしょうか。「天地創造の前に、神はわたしたちを愛して、ご自分の前で聖なる者、汚れのない者にしようと、キリストにおいてお選びになりました」と。神様のPDCAサイクルの目標は、人間の救いです。神様を知らなかった人がキリストを信じて神様を知るようになり、神様と共に喜んで生活するようになることです。この救いの計画は天地創造の前に作られた計画であり、その計画が歴史の中で一人ひとりに実現してくるという、スケールの大きなPDCAサイクルです。神様は一人ひとりの救いのためにPDCAサイクルを今日も正確に回しておられます。どうか聖書をとおしてこの神様に出会ってください。