12月は主イエス・キリストが誕生されたクリスマスの月です。教会では3回の日曜日の礼拝をイエス様のご降誕を待ち望むアドベント(待降節)の礼拝としてささげます。そして4回目の日曜日の礼拝をクリスマス礼拝としてささげます。
クリスマスとは何ですか?と問われるならば、イエス様がお生まれになった日です、と多くの人が答えることができます。それでは教会はなぜクリスマスをお祝いするのですか。それはイエス様がお生まれになったことが、わたしたちにとって大変嬉しい喜びだからです。でもイエス様がお生まれになったことが、どうしてそんなに嬉しい喜びなのですか。
それはイエス様が私たちの心の重荷を背負ってくださるためにお生まれになったからです。心の重荷とは、友達と喧嘩をして暗くなる心だったり、勉強やスポーツが自分の思い通りにできなくて、むしゃくしゃしている心だったり、友達のためを思ってやったこが、全然理解してもらえなくて悲しくなっている心だったり、そのために友達のことを憎む心だったり、そのほかにもいっぱいあるでしょう。私たちはこのような心を自分の力でコントロールできません。しかしイエス様はこのような私たちの心の重荷を、すべて背負うことによって、その重荷を軽くしてくださる神様です。イエス様を信じて、イエス様を信頼して、みんなの心の重荷をイエス様に預けてください。イエス様は必ずみんなの重荷を受取ってくださいます。でもどうやって?「イエス様、私の心の重荷を負ってください」このようにお祈りをすればよいのです。