所沢駅東口から徒歩5分の教会。毎週日曜日10時半〜礼拝。

2019年1月の日曜学校のメッセージ

　聖書には「主は羊飼い」という言葉が出てきます。今の私たちの生活の中では「羊飼い」という言葉はあまりなじみがありません。でも聖書が書かれた時代のイスラエルの地方では、大切な職業でした。なぜならば羊の毛を刈ることによって暖かい服を作ったり、羊を食料にしたりすることができたからです。その羊は大変弱い動物です。狼などの猛獣が近づいてくると襲われて食べられてしまいます。羊飼いとはこのような弱い羊を群れにすることにより、狼などの猛獣から守り、羊を安全に育てている職業の人でした。弱い羊を強い狼などの猛獣から守る人が羊飼いなのです。

では聖書が語っている「主は羊飼い」とはどんな意味なのでしょうか。主とは神様のことです。そして羊とは私たちのことです。神様は弱い私たちを守ってくださり、安全に育ててくださるのです。でも「私たちは本当に弱いのですか」と考える人もいます。私たちは神様なんかに守ってもらわなくても自分の力で生きていけます。そのように考える人もいるでしょう。しかし私たちは本当に強いのでしょうか。

風邪などを引いて病気になると、すぐに寂しくなってしまいます。友達と喧嘩をして仲間外れにされると、すぐに落ち込んで悲しくなります。考え始めるといろいろな弱さを持っていることに気づきます。私たちが恐れや不安を感じるとき、その恐れや不安の原因となっている猛獣に対して、本当に弱くなってしまうのです。そんな時神様はそのような猛獣から、弱い私たちを守ってくださる羊飼いなのです。恐れや不安に襲われた時、「神様、助けてください」と呼びかけてみてください。羊飼いである神様は、聖書の言葉をとおして語りかけてくださり、みんなの恐れや不安を必ず取り除いてくださいます。

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