ブラック企業という言葉が定着してかなりの時間がたちました。
大きな会社から小さな会社までブラック企業と言われる会社はかなりの割合で存在しています。
特に30代から40代で派遣社員として働いている人についてのレポートを読んでいると、ブラック企業の存在がリアルに描かれています。
すぐ採用になる代わりに仕事の拘束時間が長く、体力の限界を超えてまで働かなければなりません。
しかし賃金は十分に支払われない。だから自分の体を守るために会社を辞めなければならない。
それでも生活のためには働かなければならないので、新しい会社を探してまた働き始める。その会社もまたブラック企業です。
このような働き方からは、働く楽しさは生まれてきません。それどころか年齢と共に働ける職種も限られてきます。
ブラック企業と呼ばれる会社の根底にはどのような考え方があるのでしょうか。
利益を出すために安い賃金で、しかも正社員ではなく派遣社員を採用する。
しかしなかなか思うように利益を出すことができないので、会社を存続させるためには社員の賃金を極力減らして、
長時間労働に従事させる。社員から苦情が出ると、その社員を解雇して別の派遣社員を採用する。
このような悪循環が繰り返されています。「ブラック」とは「暗闇」と言い換えることができます。
このような環境で働かざるを得ない私たちに対して聖書は語ります。「光は暗闇の中で輝いている。暗闇は光を理解しなかった」と。
暗闇とは人間が神様を知らないで生きているということです。
神様を知らないで生きる人間は、光を目指して進もうとしても、暗闇へと傾いてしまうのです。
聖書が語るイエス・キリストという神様だけが、本当の光です。
もしあなたがこのキリストを信じて歩むならば、その道は暗闇の中でも光に照らされた確かな道へと変えられます。