会社で働くということは常に上司がいて自分がいて、場合によって部下がいます。
そして上司からの圧力は大変強いものがあります。上司によっては、「こんなこともできないのか?給料もらう資格はないな!」という暴言を浴びせることもしばしばです。
しかしよく観察していると、暴言を浴びせられた部下は、今度は自分の部下や取引先という弱い立場の人たちに、同じような暴言を浴びせています。
ある意味ではこのようにして上司からのストレスを発散しているのかもしれません。しかしこのような暴言が飛び交う職場に長くいると、心が折れてしまう人も出てきます。
仕事とは問題に遭遇することによって苦しみますが、それを乗り越えたことを皆で分かち合う楽しさがつきものです。
その仕事を成し遂げたことによって会社の利益に貢献し、その喜びを皆で分かち合うからこそ楽しいのだと思います。
しかし現実とのギャップの大きさは至るところで見られ、時にはマスコミで報道されています。
自分よりも弱い立場の人にストレスを押し付けたならば、最も弱い立場にいる人は生きていくことができません。
聖書の中でイエス・キリストは語りました。「はっきり言っておく。
わたしの弟子だという理由で、この小さな者の一人に、冷たい水一杯でも飲ませてくれる人は、必ずその報いを受ける」と。
自分よりも弱い立場の人こそ、神様に愛されている大切な人として接する。その時、その人は、神様から豊かな報いを受けるのです。
人を見る前に神様を見て仕事をすることの大切さを感じます。