最近の日本の政治を見ていると、正義、公正という言葉とは180度反対の出来事であふれています。
一般常識が通用しない出来事を挙げるならば切りがありません。世論調査では無党派層が6割にも達するという結果も出ています。
私たちは無責任に政治を批判しながら、改善されない現実を前にしてあきらめているのかもしれません。
しかし旧約聖書は語っています。預言者エレミヤが、神様の言葉として記したものです。
「わたしが、あなたたちを捕囚として送った町の平安を求め、その町のために主に祈りなさい。
その町の平安があってこそ、あなたたちにも平安があるのだから。」あなたたちとはユダの民です。
彼らはバビロンという大国に滅ぼされ、捕囚、すなわち捕虜となってバビロンに連れて行かれました。
外国に連れて行かれ、そこで捕虜として生活することは想像を絶するものです。
しかし神様は、その地にあってもまずその町の平安を求め、その町のために祈ることを求められました。
今私たちの住む日本という国を見ておられる神様は、私たちに語りかけておられます。
日本の国の平安を求めて、日本の国の政治家のために祈りなさいと。
政治を批判し無関心を決め込む前に、私たちには祈りを聞いてくださる神様に、日本の国の平安を祈る使命があるのです。
神様は時を定めて私たちの祈りを必ず聞いてくださいます。諦めることなく熱心に正義と公正の政治が行われることを祈り続けていきましょう。