感染症が市中感染のステージに入ったと報道されてから一週間が経過しました。そんな中で大変残念なことが報道されました。
あるIT企業がテレワーク(自宅で仕事ができること)を始めたというのです。しかしテレワークをしているのは正社員のみであり、
非正規社員は時差で出勤して働いているとの報道でした。
表向きは時差出勤ですが、仕事をこなそうとすれば満員電車を利用しなければならないでしょう。
会社の利益のために最善を尽くして働くという意味では、正社員も非正規社員も同じ心構えではないでしょうか。
正社員と非正規社員がチームを組んで働き、成果を出すことを考えるならば、このような働き方は最大限の成果には至らないのではないかと思います。
人口減少に歯止めがかからず、一人当たりのGDPも年々減少傾向にある日本では、働き方も急激にいびつになってきているような気がします。
そのような社会の中で悪戦苦闘している一人ひとりに聖書は語ります。
「あなたがたもこのように働いて弱い者を助けるように、また、主イエスご自身が『受けるよりは与える方が幸いである』と言われた言葉を思い出すようにと、
わたしはいつも身をもって示して来ました」と。主イエス・キリストという神は、重荷を負って苦しむ弱い立場の人々の重荷を負って、十字架にかかり死にました。
しかし三日目に死者の中から復活することによって、この重荷に打ち勝ってくださいました。私たちにとって最も大きな重荷は死です。
主イエス・キリストはこの死に打ち勝って復活された神です。死を予感させるような重荷に苦しむ私たちのために、この重荷をご自身の死によって滅ぼし、
復活することによって重荷を軽くしてくださいました。この主イエス・キリストという神を信じ、重荷を主イエス・キリストに預ける時、
私たちの人生には新しい希望の光が注ぎ始めるのです。