新型コロナウィルスの感染拡大が止まりません。そして緊急事態宣言が出されました。
そのような中で休業を余儀なくされた人たちの間に経済的な不安が広がっています。
現代人がこれまでに経験したことのない出来事が起こっています。経験したことのない出来事に対処する方法は、
既に一足先に経験している諸外国の状況を分析しながら、先手を打って対策を進めるしかありません。
私たちはともすると国の政策の内容の乏しさやスピード感のなさを批判します。しかし批判する前に、
諸外国の状況を参考にして一市民として先手を打った対策を進めていくことが大切ではないかと思います。
そしてもう一つ大切なことがあります。それは全てを支配しておられる全能の神に祈りをささげることです。
苦しい時の神頼みではありません。聖書が語る神は、地に住むすべての人々を深く憐れみ、一人ひとりに最善をなしてくださる、
生きて働いておられる神です。政策を推進している政治家や医療現場の最前線で働いている医療スタッフ一人ひとり、
テレワークに切り替えることのできない職業の一人ひとり、飲食店等を経営する一人ひとりを覚えて祈りましょう。
全能の神からの知恵が一人ひとりに授けられることを祈りましょう。聖書の言葉です。「何よりもまず神の国と神の義を求めなさい。
そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる」と。混沌とした状況の中でこそ、まず全能の神に祈り求めることが私たちの心の平和につながります。