聖書にはイエス様とサマリアの女による水問答のお話が記されています。イエス様がサマリアを通られた時、井戸に水を汲みに来た女に言いました。
「この水を飲む者はだれでもまた渇く。しかし、わたしが与える水を飲む者は決して渇かない。わたしが与える水はその人の内で泉となり、永遠の命に至る水がわき出る」と。
喉が渇いたら水を飲みます。水を飲むと元気を取り戻すことができます。しかしまた喉が渇きます。私たちはこのことを繰り返しながら生きています。
しかしイエス様が与える水を飲む者は決して渇かない、泉のようにわき出て永遠の命に至ると言われたのです。どうやら普通の水ではありません。
私たちは心に元気がなくなると、いくらおいしい水を飲んでも元気を取り戻すことができません。しかしイエス様はそんな時こそ、聖書の言葉を通して私たちに語りかけられます。
そしてその言葉によって心に元気を与え、立ち上がる力を与えてくださいます。心の元気をなくした時にこそ、イエス様はあなたに近づいてくださり、聖書の言葉を語ってくださいます。
「疲れたもの、重荷を負う者はだれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう」と。また「あなたがたは世で苦難がある。しかし、勇気を出しなさい。
わたしは既に世に勝っている」と。聖書には心を元気にするイエス様の言葉があふれています。どうかこの言葉を、泉から水を飲むようにして心の中に蓄えてください。
そのイエス様はどんなときにもあなたと共にいてくださいます。