わたしたちは大きな仕事を任されるとき、やりがいを感じると同時に、自分にやり切れるだろうかとの不安を感じます。
仕事が始まるとその実態が徐々に明らかになってきます。うまく回る時もあれば、先に進めないような壁に突き当たることもあります。
上司からは責められ、お客様からは催促の連絡がたびたび入り始めるとパニックになります。
仕事が大きければ大きいほどストレスも大きくなります。仕事のやりがいとプレッシャーによるストレスは背中合わせになっています。
多くのサラリーマンはこの狭間の中で、時には体調を崩しながらも頑張っているのが現実ではないかと思います。
聖書にも神から大きな仕事を任されたモーセという人の物語が記されています。
神はエジプトの国で奴隷状態にあったイスラエルの民をエジプトの国から導き出す計画を立てられました。
そしてリーダーにモーセを指名したのです。その時羊飼いの仕事をしていたモーセは驚きました。
エジプトの王と対峙しながら交渉をし、民を脱出させる仕事など、自分にできるはずはないと思ったからです。
モーセは、「なぜわたしがその使命を負わなければならないのですか?」と神に尋ねました。
すると神はモーセに答えました。「わたしは必ずあなたと共にいる。このことこそ、わたしがあなたを遣わすしるしである」と。
会社で大きな仕事を任され、わたしにできるのだろうかと思ったとき、神に祈ってください。
聖書をとおして、「わたしは必ずあなたと共にいる」との神の言葉を確信することができるならば、
その仕事には必ず神の力が働きます。あなたと共におられる神に身を委ねて仕事をしてください。