わたしたちは仕事をするとき、たくさんの意志決定をします。たとえばお客様にプレゼンテーションをするとき、三つの案があったとします。
どの案を選ぶのがお客様にとって最善であるのかを考えます。議論を重ねた結果A案でいきましょうとの意思決定をします。
小さいものではメールの文章の言葉遣いをどのようにしようかという意思決定もあります。数えれば切りがないほどの意志決定をしながら仕事をしています。
いくつかの意思決定が間違ったことによって、大きな失敗をすることもあります。失敗を最小限にするための意志決定プロセスの分析もたくさんあるようです。
しかしわたしたちにはもっと大きな意思決定があります。それは人生をどのように生きていくかという意思決定です。
大きな試練や困難に直面したとき、右に行くべきか左に行くべきかの判断を迫られます。進むべき方向を間違ったときには、大きなリスクが想定される場合があります。
そんなときわたしたちは恐れと不安でいっぱいになります。判断ができなくて困ってしまうときがあります。
聖書はたくさんの歴史物語をとおして、その歴史を支配しておられる神の言葉を語っています。
人間の考えでは右に行くしかないと思うとき、しばしば神は左に行きなさいと語ります。そして神の言葉とは反対方向に進んだ人々のつまずきを語っているのです。
なぜでしょうか。それは神が歴史を支配し、その人に最もふさわしい道を備えておられるからです。人生の中で判断に迷う意思決定をしなければならないとき、聖書を開いて神の言葉を聞き、祈ってください。
必ずあなたに相応しい意思決定の答えが示されます。