私はかつてサラリーマンとして仕事をしていました。入社して間もなく、初めて仕事の報告書を作成することになりました。
その報告書は、題名、要旨、目的、結果、結論、今後の予定から成るフォームでした。私はなかなかまとめることができず、期限ギリギリでやっと提出することができました。
しかし、その日のうちに上司から返却された報告書は、真っ赤に修正されていました。何回提出しても、報告書が完成しないという苦しみを経験しました。
こんなことが1年近く続きました。今振り返ると、幸いにも良い訓練を受けたと思い返すことができますが、一歩間違えると、上司から部下へのいじめと受け取られることもあるでしょう。
では、神という上司は、私にどのように接してくださるのでしょうか。聖書は語ります。「わが子よ、主の鍛錬を軽んじてはいけない。
主から懲らしめられても、力を落としてはいけない。なぜなら、主は愛する者を鍛え、子として受け入れる者を皆、鞭打たれるからである」と。
神は人間とは違います。わたしがどんなに未熟であっても、愛し抜いて訓練して下さいます。試練に遭遇するとき、神が私を訓練してくださっています。
そのことを思う時、私たちには、神から力強い忍耐力が与えられるのです。
上司からのプレッシャーを感じる時、その上におられる神という上司が私を見ていてくださることを思い出してください。
そして神に助けを求めて祈ってください。神は必ずその祈りに応えてくださいます。