イースターとは、十字架につけられて死んだイエス様が、死者の中から復活されたことをお祝いする日です。
死者が復活するということをわたしたちは信じることができません。なぜならば、復活を科学の力で証明することができないからです。
イエス様の弟子だったトマスという人もまた、イエス様の弟子であるにもかかわらず、復活の出来事を信じることができませんでした。
しかし、復活されたイエス様はトマスの目の前に現れて言われたのです。
「あなたの指をわたしの手の十字架の釘の跡に差し入れなさい。あなたの手をわたしのわき腹の槍で刺された跡に差し入れなさい。
信じない者ではなく、信じる者になりなさい」と。
トマスは物も言えないほど驚きました。そして言いました。「わたしの主よ、わたしの神よ」と。
これは、イエス様という神様は、わたしを包み込むようにして見守ってくださる神様です、という意味でした。
イエス様は今もわたしたちに聖書をとおしてこの言葉を語っておられます。
聖書の言葉を聞いて自分の心の中にたくわえていくとき、わたしたちはイエス様の復活を信じる者へと変えられるのです。
そしてイエス様が死者の中から復活したのと同じように、苦しみや悲しみを乗り越えて立ち上がることができるのです。