わたしたちは何のために働いているのでしょうか。何のために生きているのでしょうか。このような質問は当たり前すぎて最近ではあまり耳にしません。
しかし安い賃金で長い時間働いて疲れたとき、大きな虚しさを感じる人が多いのではないでしょうか。
やりがいのある仕事を見つけても、孤軍奮闘する中でいつの間にか疲れて心と体のバランスを失っている多くの人たちがいます。
このように考えると、わたしたちは何のために働いているのか?という目的が分からなくなります。何のために働くのか?という問いを大きく膨らませると、何のために生きるのか?という問いになります。
お金のため、家族のため、名誉のため、いろいろな答えが出てきます。ではお金はいくら稼げば目的を達成するのでしょうか。家族はどうなれば満足してくれるのでしょうか。
大きなお家を建てることによって満足してくれるのでしょうか。名誉はどんな名誉を手に入れれば目的を達成するのでしょうか。どこまで行っても満足する答えにはたどり着かないような気がします。
しかし、聖書はわたしたちが働く意味、わたしたちが生きる意味を明確に語っています。「神は彼らを祝福して言われた。『産めよ、増えよ、地に満ちて地を従わせよ。海の魚、空の鳥、地の上を這う生き物をすべて支配せよ。』」と。
人間を造られた神の目的は明らかです。それは人間が神の言葉に従って働き、そして生きると言うことです。なぜならば、神の言葉は変わることがないからです。
仕事に行き詰るとき、生きる目的が分からなくなったとき、わたしを造ってくださった神に相談してください。「神よ、わたしの働く意味を教えてください。神よ、わたしの生きる意味を教えてください」と。
神は必ず聖書の言葉をとおして、わたしにその答えを教えてくださるお方なのです。