ワールドベースボールクラシック(WBC)で日本が優勝した影響は、日本ばかりではなくメジャーリーグにも広がっています。
メジャーリーグで活躍する日本人選手の報道がずいぶん増えたように感じます。活躍すればするほど報道はヒートアップしますが、
ひとたびその選手がスランプに陥ると、今度は辛辣な報道が目立つようになります。
シーズン中の選手にとっては計り知れない精神的な強さが要求されるのでしょう。
そんな中で時々、有名選手のスキャンダルが大きく報道されます。野球選手に限らず絶頂期にある人間には、
多かれ少なかれ大きな誘惑が待ち受けていると言えるでしょう。
旧約聖書にはダビデという王様が登場します。彼は周りの国々との戦争に次々と勝利し、イスラエルで最も有名な王様となりました。
しかし、ダビデの絶頂期に事件が起こりました。家来が戦争に出かけていた時、ダビデは家来の奥さんに対して姦淫の罪を犯しました。
彼は神の言葉を取り次いで語る預言者から、その罪を指摘されるまで、自分の罪に気づきませんでした。
しかし神は、神を信じていたダビデに対して、預言者を通して、「お前は間違っている」と教えてくださったのです。
ダビデは、神に祈りました。「ヒソプの枝でわたしの罪を払ってください。わたしが清くなるように。わたしを洗ってください、
雪よりも白くなるように。」(旧約聖書詩編51編9節)と。
絶対的な基準をもっていない人間は、ともすると善悪の判断が鈍くなってしまうことがあります。
そんなとき神は聖書を通しては、何が善であり何が悪であるのかを明確に語ってくださいます。
判断が鈍くなり、誘惑に引き込まれそうになるとき、神は「お前は危ないよ」と教えてくださり、罪から救い出してくださるのです。
聖書が語る神を信じて、神の基準に立って、真っすぐな人生を歩んでください。