私たちは学校を卒業すると、社会に出て働き始めます。人によって働く期間は異なりますが、30年、40年と働いて退職します。
その後は、毎日が日曜日、自分の好きなことをやって楽しむ。このような姿を連想しながら、私たちは一生懸命に働きます。
しかし、退職後の人生を歩き始めた人たちから聞く言葉は、しばしば目標を失った空しさ、何をしたらよいのだろうかという言葉です。
このように考えるならば、私たちは何のために働いてきたのか?何のために老後を過ごすのか?はたまた、何のために生まれてきたのか?
様々な問いが心の中に湧きあがります。
では聖書は何と言っているでしょうか。神は人間を創造された。神に似ている者として創造されたと。さらに聖書は語ります。
神は土の塵で人間を形づくり、その鼻に命の息を吹き入れられたと。人間は自分の力で生きていると思っていますが、退職という出来事を境にして、
実は一人でどう生きたら良いのかが分からなくなってしまうのではないでしょうか。しかし聖書は私たちに語りかけます。
あなたは神に造られたものだから、人生を終わるときまで、神があなたの人生の面倒を見てくださるのだと。
だから私たちは、どう生きたら良いのかが分からなくなった時にこそ、創造者である神を呼び求めることができるのです。
どうか、「神よ、私に生きる目的を教えてください」と祈ってみてください。神は必ず答えてくださいます。